入江 男子200背は無敵のV8!萩野を連破「ホッとしてる」

[ 2014年4月14日 05:30 ]

男子200メートル背泳ぎで優勝し、笑顔の入江陵介。右は2位の萩野公介

競泳日本選手権最終日

(4月13日 東京辰巳国際水泳場)
 男子200メートル背泳ぎは入江陵介(24=イトマン東進)が100メートルに続いて萩野の前に立ちはだかった。

 「連覇が懸かっていて勝ちたかった。ホッとしている」。200メートル背泳ぎは無敵の8連覇(11年は東日本大震災のため代表選考会)。最後の50メートルこそ萩野の追い上げを受けたものの、スタートから先頭に立って貫禄のレースを見せた。しかも銀メダルだったロンドン五輪の記録に迫る1分53秒91に表情が緩んだ。

 昨秋に椎間板ヘルニアを発症し、1月下旬まではターンやバサロの練習も制限。やむを得ず短い距離を速いタイムで泳ぐ練習を繰り返したことが、自然とスピードアップにもつながった。「止まっていた時間をやっと動かせた。09年から止まっている自己ベストも見えてきた」と高速水着時代の09年にマークした1分52秒51の自己記録に次の照準を定めた。

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