ロッドマン氏、北朝鮮からのTV中継発言で謝罪

[ 2014年1月9日 20:25 ]

 米プロバスケットボールNBAの元スター選手、デニス・ロッドマン氏は9日、滞在先の北朝鮮で米CNNテレビの中継インタビューに応じた際の自身の発言について、「多くの人を当惑させた」と謝罪する声明を出した。出演時は精神的に疲れ、酒も飲んでいたと釈明している。CNN(電子版)が伝えた。

 ロッドマン氏は、2012年11月から北朝鮮で拘束されている韓国系米国人ペ・ジュンホ氏の解放を働き掛けないのかと番組の司会者に問われ、「彼がこの国で何をやったか知っているのか」などと激高。ペ氏の家族が強く反発していた。

 ロッドマン氏は声明で「政治的な発言は控えるべきだった」として、ペ氏の家族や番組の司会者らに謝罪。ロッドマン氏は6日から北朝鮮を訪問。金正恩第1書記の誕生日の8日、バスケの米朝親善試合に出場し、金第1書記とも面会した。(共同)

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2014年1月9日のニュース