左足首負傷の日馬 取組編成会議直前まで出場判断見送り

[ 2014年1月9日 05:30 ]

朝稽古に訪れた亀田和毅(左)と握手する日馬富士

 左足首を負傷し、大相撲初場所(12日初日、両国国技館)の出場が危ぶまれている横綱・日馬富士(29)が休場するかどうかの判断を10日朝の取組編成会議の直前まで見送る方針を固めた。

 昨年12月22日のトレーニング中に負傷。徐々に腫れは引いているが、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で稽古を行った8日も立ち合いの確認を10番行っただけだった。稽古後に医師と話し合った師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は「足首にパッドをつければ相撲が取れるかもしれない。先生は装着して具合を見ると言っていたので、それから判断したい」と話し、2日目までの取組が決まる取組編成会議の直前に決めることを明かした。

 午後に東京・明治神宮で約2800人を前に奉納土俵入りを行った横綱は「ケガを治して頑張りたい」と出場を諦めていない。この日、稽古見学した親交のあるプロボクシングの亀田和毅も「横綱らしく頑張ってほしい」と激励していた。

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2014年1月9日のニュース