高橋 母の手紙に感動「たぶんああいう奥さんをもらう」

[ 2014年1月9日 05:30 ]

P&G主催の激励会を訪れ、社員とハイタッチする高橋大輔(中央)

 母の愛が活力になる。フィギュアスケート男子のソチ五輪代表・高橋大輔(27=関大大学院)が8日、神戸市内のP&G本社で行われた激励会に出席。高橋は五輪選手とその母を応援する同社のキャンペーンで公式アンバサダーを務めており、激励会ではサプライズで高橋の母・清登さん(64)からのメッセージが披露された。

 「全日本お疲れさま」「数多くの人たちに支えられてきたことを忘れないで」という母の愛あふれるメッセージに「泣いてはないですけど、心の中でウルっとしてました」と照れ笑いを浮かべていた。

 高橋にとって清登さんは理想の女性でもある。「ホントにすてきな母だと思う。責めたりは一切しなかった。いつも“頑張った、良かった良かった”って言ってくれる母だった」と回想する。まだ独身だが、「たぶんああいう奥さんをもらうと思います」とまで言った。昨年11月下旬に痛めた右膝下は痛みのない状態まで回復し、2日からは本格的な氷上練習もスタート。集大成となるソチ五輪へ、「母に形として恩返しをしたい。金メダルしかない。なかなか厳しいけど、そこを目指していく」と闘志を高めた。

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2014年1月9日のニュース