日馬、休場の可能性濃厚…師匠が足首心配「深刻だ」

[ 2014年1月9日 19:47 ]

 大相撲の東横綱日馬富士(29)=本名ダワーニャム・ビャンバドルジ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=の師匠、伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は9日、負傷を抱える弟子の左足首について「深刻だ。無理してじん帯が切れたら取り返しがつかない」と話し、初場所(12日初日・両国国技館)を休場する可能性が高まったことを明らかにした。

 日馬富士は8日に東京・明治神宮で横綱土俵入りを奉納したものの、9日の朝稽古は四股やダンベル運動をしただけで、相撲を取れなかった。回復具合について問われても「うーん」と言葉を濁した。伊勢ケ浜親方は「一番は本人のことを考えなければならない」と10日午前の取組編成会議まで熟慮する構えだ。

 昨年11月の九州場所で6度目の優勝を果たした日馬富士は、12月下旬のトレーニング中に古傷でもある左足首を痛めた。休場すれば、横綱としては2008年九州場所の朝青龍以来となる。

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2014年1月9日のニュース