松山 マスターズ「目指すは優勝」 負傷左手は再び悪化

[ 2013年12月17日 05:30 ]

報道陣の質問に笑顔で答える松山

 男子ゴルフの13年最終世界ランキングが15日に発表され、国内ツアーで史上初めてルーキー賞金王となった松山英樹(21=東北福祉大)が自己最高の23位を維持、50位以内が条件の海外メジャー第1戦、マスターズ(来年4月10日開幕、米ジョージア州オーガスタ)出場権を獲得した。

 松山は16日、都内で行われた日本プロゴルフ協会の新人セミナーに参加。2年ぶり3度目のマスターズ出場が決まり「マスターズに出られる位置にいるのは凄くうれしい。目指すのは優勝」と意気込みを語った。

 初出場の11年は27位に入って日本人初のベストアマチュアに輝き、12年は最終日に80を叩いて54位に終わり悔し涙を流した。初めてプロとして臨む大舞台に「今まで以上に練習して成績も上げていかないと」と気持ちを高ぶらせた。

 11月下旬から痛めている左手親指付け根の患部は回復に向かっていたが、14日にボールを打ち込み再び悪化。今後はアジア選抜―欧州選抜の対抗戦「ロイヤルトロフィー」(20日開幕、中国・広州)を控えているが「きょうも痛い。(状態は)あすになってみないと分からない。(出場は)ぎりぎりまで待ちます」と話すにとどめた。

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2013年12月17日のニュース