豪栄道 大関獲り黄信号…平幕戦であっさり連敗

[ 2013年11月16日 05:30 ]

上手投げで旭天鵬に敗れる豪栄道

大相撲九州場所6日目

(11月15日 福岡国際センター)
 大関獲りの足固めを狙う豪栄道に黄信号がともった。旭天鵬の上手投げであっさりと転がり、前日の安美錦戦に続く平幕戦での連敗を喫した。

 師匠の境川親方(元小結・両国)は「相手の懐の深さにやられている」と嘆き節。北の湖理事長(元横綱)は「立ち合いがしっくりいっていない。一発で持っていってもおかしくない相手なのにね」と首をかしげた。鏡山審判部長(元関脇・多賀竜)は、最低ノルマの2桁勝利の可能性について「あと3人残っているんだから」と横綱・白鵬、日馬富士、大関・稀勢の里戦が控えている点を挙げ、厳しい見通しを示した。

 豪栄道は、「腰を密着していけばよかった」と反省しきり。7日目の栃乃若も懐が深い相手。真価が問われる一番となる。

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2013年11月16日のニュース