女子3000メートルリレー ソチ出場枠獲得に前進

[ 2013年11月16日 05:30 ]

女子3000メートルリレーで準決勝進出を決めた日本の(左から)酒井、清水、伊藤、桜井

 スピードスケート・ショートトラックW杯第4戦は15日、ロシア・コロムナで行われ、女子3000メートルリレーで清水小百合(中京大職)伊藤亜由子(トヨタ自動車)酒井裕唯(日本再生推進機構)桜井美馬(東海東京証券)の日本は予選3組2位で17日の準決勝へ進出。第3戦の結果と合わせて決まるソチ五輪出場枠獲得に大きく前進した。男子5000メートルリレーの日本も準々決勝へ進んだ。1000メートルでは女子の桜井美と伊藤が準決勝へ、男子は高御堂雄三(トヨタ自動車)が本戦へ進出。14日の500メートル予選は男子の坂下里士(トヨタ自動車)だけが本戦に進んだ。

 女子3000メートルリレーの日本が、98年長野五輪から続くリレーの出場枠獲得に大きく近づいた。桜井美は「(五輪の)枠がとれると思うのでホッとしている」と胸を張った。中国が独走する中で相手をポーランドに絞り、序盤は抑え気味にして中盤で一気にスピードアップ。清水が「失格は避けたかったので接触しないようにした」と話したように、手堅いレース運びで2着を死守した。(共同)

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2013年11月16日のニュース