松山 魅せた8バーディー!12位浮上に“驚き”

[ 2013年11月16日 05:30 ]

6番、イーグルパットが入らず天を仰ぐ松山

男子ゴルフツアー スポニチ後援三井住友VISA太平洋マスターズ第2日

(11月15日 静岡県御殿場市 太平洋クラブ御殿場コース=7246ヤード、パー72)
 18番で松山が魅せた。残り236ヤードの第2打を3Wで打つと、ボールは花道を転がりピン左8メートルに2オン。イーグルパットはわずかに届かなかったが、この日8つ目のバーディーをものにし、優勝した11年大会の第2日に出した大会自己最多バーディー数に並んだ。

 「バーディーが取れているし(状態は)いいんじゃないですか。でもティーショットは思い通りに振れていない。アイアンはとんでもないミスもある」。納得はしていないが、「きのうよりピンに絡む回数は多かった」と手応えも口にした。

 前日に続きティーショットが荒れた。3Wで打った5番は右の林に入れてダブルボギーを叩いたが「曲がることを前提にしているのでダブルボギーで仕方ないと思った」と動じなかった。

 痛めている背中は疲労で筋肉が硬くなっている。マッサージなどでケアしているが、違和感は取れずプレーの合間に背中を伸ばす姿が目立った。そんな状態でも12位に浮上した。

 松山は「これだけ良いところで予選通過できて驚いている。あした良いところにいれば優勝を意識したい」と言い切った。首位との差は6打あるが、標的は見えてきた。

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2013年11月16日のニュース