女子3000リレーで準決勝へ 五輪出場枠に前進

[ 2013年11月16日 01:34 ]

 スピードスケート・ショートトラックのソチ冬季五輪予選を兼ねたワールドカップ(W杯)第4戦第2日は15日、ロシアのコロムナで行われ、女子3000メートルリレーで日本は17日の準決勝に進み、第3戦の結果と合わせて決まる五輪出場枠獲得に大きく前進した。

 清水小百合(中京大職)伊藤亜由子(トヨタ自動車)酒井裕唯(日本再生推進機構)桜井美馬(東海東京証券)で臨んだ予選を3組2着で通過した。

 男子5000メートルリレーの日本は坂下里士(トヨタ自動車)桜井雄馬(恵那スケート場ク)高御堂雄三(トヨタ自動車)渡辺啓太(阪南大)で臨んだ予選を突破したが、坂下に代わって上村大輔(大経大氷友会)が入った準々決勝は2組最下位の4着で敗退し、2大会ぶりの五輪出場枠獲得を逃した。

 女子1000メートル予選は桜井と伊藤が通過し、17日の準々決勝に進んだ。酒井は3レース目で敗退した。男子1000メートル予選では高御堂が17日の本戦に進出。渡辺と上村は2レース目で敗れた。

 ▼桜井美馬の話 リレーで五輪の出場枠が取れると思うので、ほっとしている。ポーランドを抜かすのに苦労して、中国に引き離されたのが課題。

 ▼酒井裕唯の話 前にいたポーランドを抜かすのに時間がかかった。もっと大胆に攻めても良かった。課題はあるので修正していきたい。

 ▼清水小百合の話 ポーランドを抜くチャンスはあったけど、失格はしたくなかったので無理しなかった。準決勝は一瞬のすきでも見逃さないようにしたい。

 ▼伊藤亜由子の話 リレーの出場枠は大きいことだと思う。安全に、失格にだけはならないようにした。(共同)

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2013年11月16日のニュース