佳菜子 SP4位発進、回転不足も前向き 中国杯

[ 2013年11月2日 06:00 ]

女子SPで演技する村上

 フィギュアスケートGPシリーズ第3戦・中国杯第1日は1日、北京で女子ショートプログラム(SP)が行われ、村上佳菜子(18=中京大)は57・33点の4位と出遅れた。ジャンプで回転不足が目立ち、66・03点で首位のアデリナ・ソトニコワ(17=ロシア)に8・70点差をつけられた。今井遥(20=ムサシノク)は54・79点で5位。男子SPで小塚崇彦(24=トヨタ自動車)は81・62点で3位だった。

 4位発進にも村上は前向きだ。「激しい曲でジャンプがきつい」と言う今季SPの「スウィング・メドレー」。トーループの連続3回転で後ろのジャンプが両足着氷で回転不足になったが「着氷はできたので自信になるし、次につながる」と手応え十分だ。

 失敗の原因は、エッジ(スケートの刃)を軽くしたこと。ソチ五輪代表の最終選考会となる12月の全日本選手権を見据え、小さい動作に修正中だ。首位・ソトニコワと8・70点差で、2日のフリーに臨む。村上は「感情を出せるようにだいぶ練習してきた」と自信を見せた。

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2013年11月2日のニュース