ブルズ 復帰のローズが劇的シュート、地元開幕戦飾る

[ 2013年11月2日 06:00 ]

プレーの指示をするブルズのローズ(右)

 NBAブルズは31日、地元シカゴでの開幕戦でニックスを1点差で下して1勝1敗。左膝じん帯の断裂から2季ぶりに復帰したデリック・ローズ(25)は18得点にとどまったが、80―81で迎えた第4Q残り5・7秒に起死回生のジャンプ・シュートを決めて、2万2000人の地元ファンを歓喜させた。クリッパーズはウォリアーズを下して1勝1敗。クリス・ポール(28)が42得点15アシスト6スチールを稼いでチームを引っ張った。

 ブルズは首の痛みを押して出場したローズのフィールドゴール(FG)成功が23本中7本だけ。身体能力を生かして切り込んでいくインサイドのプレーは再三、阻止された。それでも「もうそろそろ入るはず」と残り10秒からのプレーで奮起。最後はフェルトンとチャンドラーの2人のマークをかわし、右サイドのベースライン際から逆転のジャンプシュートを決めた。

 「履歴書に書いておこう」と本人も自画自賛のラスト・ショット。昨季終盤での復帰を見送った際に不満の声を上げていたファンも、この日ばかりは大騒ぎだった。

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2013年11月2日のニュース