小塚3位!2度転倒も日本勢GPシリーズ3大会連続表彰台

[ 2013年11月2日 21:07 ]

表彰式でメダルを手に笑顔を見せる(左から)2位のマキシム・コフトゥン、優勝したハン・ヤン、3位の小塚崇彦

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、中国杯最終日は2日、北京で行われ、男子でSP3位の小塚崇彦(トヨタ自動車)はフリー145・30点、合計226・92点で3位となった。

 小塚はジャンプで2度転倒するなど、本来の出来ではなくフリーでは5位。冒頭に回転不足で転倒。予定した2つ目の4回転を3回転半に変更する安全策をとったが、中盤には3回転フリップで再び転倒。6位に終わったスケートアメリカでのフリーの得点153・20点を下回ったが、表彰台に上った。日本勢は、今季のGPシリーズで3大会連続の表彰台となった。だが、GPシリーズ上位6人のファイナル(12月・福岡)進出は極めて厳しい状況。2大会連続の五輪代表入りには12月下旬の全日本選手権で表彰台に上がることが事実上の最低条件となった。

 SPで自己ベストを出し首位に立っていた地元・中国の17歳ハン・ヤンが、フリーでも155・48点の自己ベストを出し、合計245・62点でGPシリーズ初優勝を飾った。

 SP2位のマキシム・コフトゥン(ロシア)が、予定していた3回の4回転のうち2回を決め、フリーではトップの156・81点を出し、合計238・65点で2位となった。

 ▽小塚崇彦の話 ミスが多すぎる。ジャンプはタイミングが合っていなかった。自信を持って百パーセント大丈夫と言い切れるくらい練習していくしかない。

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