ソチ五輪目指し「下町ボブスレー」2号機とともに鈴木ら遠征

[ 2013年10月27日 19:07 ]

 ソチ冬季五輪出場を目指すボブスレーの日本代表チームが27日、北米遠征に出発する前に成田空港で取材に応じ、パイロットの鈴木寛(フォレストパイングループ)は「大事なシーズン。しっかりチーム力を高めてやっていきたい」と意欲的に話した。

 東京都大田区の町工場が手掛けた「下町ボブスレー」の五輪用モデル、2号機を初めて使用し、五輪の出場権が懸かるワールドカップ(W杯)と北米カップの計8戦に出場する予定。改良点を探る大事な機会でもあり、5度目の五輪を狙う鈴木は「しっかり見定めて、いいものをつくっていきたい」と話した。

 石井和男監督は「出場権を獲得するために全力を尽くす」と決意を口にした。遠征中に5人のブレーカー候補を4人に絞る。

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2013年10月27日のニュース