上位力士の態度に巡業部長が苦言「巡業で稽古するように」

[ 2013年10月27日 06:00 ]

 大相撲秋巡業が広島市内で行われたが、上位力士の稽古態度に尾車巡業部長(元大関・琴風)が苦言を呈した。

 大関以上で朝稽古をこなしたのは稀勢の里と琴欧洲のみ。白鵬、日馬富士の両横綱は土俵に姿を見せたものの、稽古はしなかった。

 尾車巡業部長は「(横綱は)稽古場には姿を見せたが、ぶつかりで胸を出してもよかった。九州に入ってからと思っているのかもしれないが、もっと(稽古を)やってもいい」と注文を付けた。最近の力士は以前に比べ稽古量が少ないだけに「師匠会で巡業で稽古するように言ってやらないと」と九州場所(11月10日初日、福岡国際センター)後の師匠会で各師匠に要請することを明言した。

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2013年10月27日のニュース