ベテラン葛西に存在感「自分でも楽しみ」

ノルディックスキー・ジャンプ記録会

（10月20日 長野県白馬ジャンプ競技場＝ＨＳ１３１メートル、Ｋ点１２０メートル）
　男子ではベテランの葛西が存在感を示した。トップの竹内には及ばなかったものの、悪条件の中でも２回目に１２６・５メートルのＫ点越えジャンプを見せた。

　４１歳にして衰えを感じさせず、橋本聖子（冬４回、夏３回）に並ぶ日本人最多の７度目の五輪出場も十分に狙える状態。雪上練習を開始する来月からのフィンランド合宿に向けて「ケガもなく手応えのある夏シーズンを過ごせた。自分でも楽しみ」と充実した表情だった。