高橋大輔 ファイナル黄色信号 ミス連発に危機感

[ 2013年10月21日 06:00 ]

男子フリーの演技を終え、厳しい表情の高橋大輔(左)

フィギュアスケートGPシリーズ第1戦スケートアメリカ第2日

(10月19日 米ミシガン州デトロイト)
 さえない表情とともに「ビートルズ・メドレー」が終わった。高橋は合計236・21点で4位にとどまり、連覇が懸かるファイナル進出が大ピンチに。倉敷翠松高、関大の後輩・町田に大差をつけられ、「気合を入れていかないと、ホントにやばい」と危機感をあらわにした。

 冒頭の4回転トーループでバランスを崩した。本来はもう一度4回転にチャレンジするはずだったが、コンディションを考慮して回避。安全策を取りながら、演技後半の3回転ループが1回転、3回転サルコーが2回転になった。

 「一番悔いが残るのがループとサルコーでパンクしたこと。普段の練習でも失敗しないので…」。現役ラストシーズンは試練の船出。織田、無良と激突するNHK杯(11月8日開幕)で復権を目指す。

続きを表示

2013年10月21日のニュース