真央 GP開幕戦V!ラストシーズン最高のスタート飾る

[ 2013年10月21日 06:53 ]

スケートアメリカで優勝を飾った浅田真央の演技

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケートアメリカは20日(日本時間21日)、米デトロイトで女子フリーが行われ、浅田真央(中京大)は最終10番滑走で131・37点をマークして、合計204・55点で優勝を果たした。ラストシーズンとなる今季を最高の形でスタートした。浅田はこれでファイナルを含むGP全7大会の完全制覇を達成、GP通算12勝は男女を通じて日本人最多となった。

 浅田は前日のショートプログラム(SP)で73・18点の高得点で首位に立ち、フリーでも1位となり合計200点を超えるスコアで快勝した。GPシリーズはファイナルを含め12度目の優勝、スケートアメリカは初制覇となった。

 SPで「いいスタートが切れた」浅田は、フリーのトリプルアクセルでは惜しくも転倒したが、その後の3回転フリップ、ルッツ、ループを成功。ステップ、スピンでも加点し、5日に出したジャパン・オープン(フリーのみ)でマークした135・16点には届かなかったが、131・37点を積み上げた。

◇女子最終順位◇
(1)浅田真央(日本)合計204・55(SP73・18、FS131・37)

(2)アシュリー・ワグナー(米国)合計193・81(SP69・26、FS124・55)

(3)エレーナ・ラディオノワ(ロシア)合計183・95(SP67・01、FS116・94)

(4)エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)合計176・75(SP53・20、FS123・55)

(5)サマンサ・シザリオ(米国)合計167・98(SP53・51、FS114・47)

(6)マエ・ベレニス・メイテ(フランス)合計167・35(SP55・84、FS111・51)

(7)バレンティナ・マルケイ(イタリア)合計156・79(SP59・25、FS97・54)

(8)ビクトリア・ヘルゲション(スウェーデン)合計152・34(SP58・80、FS93・54)

(9)エレーネ・ゲデバニシビリ(グルジア)合計148・94(SP56・68、FS92・26)

(10)キャロライン・ザン(米国)合計110・12(SP45・76、FS64・36)

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