18歳の土性 銅メダル獲得!3位決定戦で勝つ

[ 2013年9月21日 02:25 ]

女子67キロ級 3回戦でコロンビア選手を破った土性沙羅

 レスリングの世界選手権第5日は20日、ブダペストで男女3階級が行われ、女子67キロ級3位決定戦で、今回の女子代表で最年少、18歳の土性沙羅(至学館大)がアリーネ・フォッケン(21=ドイツ)を下し、銅メダルを獲得した。優勝は、今年の欧州チャンピオンのアリナ・スタドニク・マキニア(22=ウクライナ)。

 第1ピリオドを2―1とリードした土性は、第2ピリオドでもポイントを重ねた。土性は準決勝でスタドニク・マキニアに逆転のフォール負けを喫し、3位決定戦に回っていた。

 現行の体重区分となった2002年大会から日本勢で唯一、女王が生まれていない鬼門の階級。頂点は逃したものの、最後に意地を見せた。

 ◆土性 沙羅(どしょう・さら) 1994年10月17日、三重県出身の18歳。吉田沙保里と同じ三重・一志ジュニア教室出身。愛知・至学館高時代には、全国高校女子選手権で2階級にわたって大会史上7人目の3連覇達成。11年には全日本選抜選手権優勝、世界ジュニア選手権優勝、全日本選手権優勝12年の世界選手権出場はならなかったが、全日本選手権で2連覇。至学館大に進み、今年は7月のユニバーシアードで優勝。

続きを表示

2013年9月21日のニュース