奈良、16強入りならず 青山組、伊達組も敗退

[ 2013年8月31日 07:41 ]

女子シングルス3回戦 エレナ・ヤンコビッチに敗れた奈良くるみ

 テニスの全米オープン第5日は30日、ニューヨークで行われ、女子シングルス3回戦で21歳の奈良くるみ(大産大)は元世界ランキング1位で第9シードのエレナ・ヤンコビッチ(セルビア)に4―6、6―7で敗れ、ベスト16入りはならなかった。シングルスの日本勢は全て敗退した。

 女子ダブルス1回戦でウィンブルドン選手権4強の青山修子(近藤乳業)シャネル・シェパーズ(南アフリカ)組は第2シードのエカテリーナ・マカロワ、エレーナ・ベスニナ組(ロシア)に4―6、1―6で屈し、クルム伊達公子(エステティックTBC)アランチャ・パラサントンハ(スペイン)組は第5シードのアンドレア・フラバーチコバ、ルーシー・ハラデツカ組(チェコ)に0―6、3―6で敗れた。

 男子シングルス2回戦で元世界1位のレイトン・ヒューイット(オーストラリア)が第6シードのフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)をフルセットで破り、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)や2連覇を目指す第3シードのアンディ・マリー(英国)とともに3回戦に進んだ。

 ▼奈良くるみの話 本当にいい試合ができたと思う。ただ、第2セットでリードできていたので、今はすごく悔しい気持ち。十分に手応えはあった。

 ▼クルム伊達公子の話 出だしの2ゲームを取り切れなかったところで、流れを持っていかれてしまった。取れていれば3―0、4―0にする可能性はあった。

 ▼青山修子の話 最初から最後まで同じ集中力で臨むのが難しかった。第2シードで結果も実力もある選手だったので、(4強入りした)ウィンブルドンのことは忘れて思い切りやるしかないという気持ちだった。(共同)

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