遼突風なんの!上々の27位発進「しっかり読めた」

[ 2013年8月3日 06:00 ]

第1ラウンド、11番でティーショットを放つ石川遼

USPGAツアーリノタホ・オープン第1日

(8月3日 米ネバダ州リノ モントルー・クラブ=7472ヤード、パー72)
 石川遼(21=CASIO)は5バーディー、4ボギーの6点で、首位と9点差の27位とまずまずのスタートを切った。今田竜二(36=フリー)は3バーディー、3ボギーの3点で55位だった。ジョシュ・ティーター(34=米国)が15点でトップ。今大会はイーグル5点、バーディー2点、パー0点、ボギーはマイナス1点など、ホールごとの得点を積算する。

 標高1600メートル以上の高地で、時折突風が吹き、通常とは違う得点方式。しかし、石川に戸惑いはなかった。「バーディーをたくさん取れて得点を稼げたので良かった」と満足げだった。インスタートの13番パー5で第3打を80センチに寄せ、14番はウエッジで6メートルをカップイン、15番では5メートルのパットを沈め、3連続バーディーを記録した。後半は3ボギーで崩れかけたが、8番パー5で残り293ヤードから3Iでピン奥6メートルのカラーへ。楽々バーディーで盛り返した。「風はしっかり読めていたが、どんどんグリーンが硬くなってピン手前に落ちたのが奥にこぼれたこともあった。最後の5ホールくらいは難しかった」と振り返ったが、上位進出の期待を抱かせるゴルフだった。

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2013年8月3日のニュース