入江 金どころか4位…引退ほのめかすほど

[ 2013年8月3日 06:00 ]

男子200メートル背泳ぎ決勝 メダルを逃しぼうぜんとする萩野公介(左)と入江陵介

水泳世界選手権第14日

(8月2日 スペイン・バルセロナ)
 男子200メートル背泳ぎ決勝に入江と萩野が出場したが、ともに表彰台を逃した。入江は1分55秒07の4位。「非常に落ち着いたレースができた」と振り返りながらも「リオまでという気持ちが強かったが、今後のことはゆっくり考えたい」と引退をほのめかすほど戸惑いを隠せなかった。

 今回は海外勢に差をつけられていたバサロの改善に着手。以前ほどターンで離されない手応えもあったが、泳ぎの部分で後半の伸びがいまひとつだった。「今まで一度も金メダルを獲ったことがなくて、やっぱり金を獲らないとエースじゃない」と頂点を狙ったが、悲願達成はならなかった。

 萩野は1分55秒43で5位。100メートルでも7位に沈み、個人メドレーに次ぐ得意種目の背泳ぎで苦い結果に終わった。指導する平井コーチは来季の背泳ぎ強化を明言しており、さらなるレベルアップを目指す。

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