ゲイ、Bサンプルも陽性 全米陸上でも違反か

[ 2013年7月27日 11:37 ]

 5月の抜き打ちドーピング検査で禁止薬物が検出された陸上男子短距離の元世界選手権王者、タイソン・ゲイ(米国)の予備検体(Bサンプル)も陽性反応を示したことが26日、分かった。AP通信が伝えた。ゲイは既に8月にモスクワで開催される世界選手権の欠場を表明している。

 ゲイが5月の検査以外でも陽性反応を示し、その中に6月の全米選手権で実施された検査が含まれていることも複数の関係者の話で明らかになった。ある関係者は、短期間で何度も禁止物質が検出されるケースは、その選手に隠蔽の意思がない証拠で、禁止物質と知らずに摂取を続けた可能性があると指摘した。(共同)

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2013年7月27日のニュース