沙羅、最長不倒も飛型点伸びず2位「テレマーク入れたい」

[ 2013年7月27日 07:41 ]

2位となった高梨沙羅の1回目

 ノルディックスキーのグランプリ(GP)ジャンプ女子は26日、ドイツのヒンターツァルテンで個人第1戦(HS108メートル、K点95メートル)が行われ、日本のエースで16歳の高梨沙羅(クラレ)は104メートル、103・5メートルの260・8点で2位に終わった。17歳のアレクサンドラ・プレトリアス(カナダ)が265・5点で優勝した。

 高梨は1回目が最長不倒、2回目もトップの飛距離だったが、飛型点が伸びなかった。

 伊藤有希(土屋ホーム)は6位、山田優梨菜(長野・白馬高)は10位、小浅星子(ライズ)は24位だった。茂野美咲(ライズ)、葛西賀子(日本空調)は上位30人による2回目に進めなかった。

 ▼高梨沙羅の話 1回目はタイミングが早すぎてテレマークが入らなかった。2回目は少し良くなったと思うが、自分の準備不足。課題が出たので、練習に励んでテレマークを入れたい。

 ▼伊藤有希の話 安定したジャンプが増えてきている。(国際大会)初戦で緊張もしていたが、最低限のことはできたかなと思う。

 ▼山田優梨菜の話 だんだん自分のジャンプが良くなってきている。(昨季は膝を負傷し)すごく悔しかったけど、それをぶつけられた。

 ▼小浅星子の話 飛距離はまだまだだが、練習よりいいジャンプができた。助走路から飛び出す時にロスがある。もっと技術的に上げないと。(共同)

続きを表示

この記事のフォト

2013年7月27日のニュース