美香 1打届かず3位 それでも「満足いくプレーができた」

[ 2013年6月25日 06:00 ]

USLPGAツアーアーカンソー選手権最終日

(6月23日 米アーカンソー州ロジャーズ ピナクルCC=6344ヤード、パー71)
 昨年2位の宮里美香(23=NTTぷらら)が4バーディー、ノーボギーの67と伸ばしたが、通算11アンダー、202で1打及ばず3位だった。首位で出た有村智恵(25=日本ヒューレット・パッカード)は通算9アンダーの7位。上原彩子(29=モスフードサービス)は17番パー3でホールインワンを達成し通算4アンダーの25位。朴仁妃が通算12アンダーで並んだ柳簫然との韓国勢同士のプレーオフを制し今季5勝目、ツアー通算8勝目を挙げた。

 11アンダーでホールアウトした宮里美はプレーオフに備えてパット練習をしたが、朴仁妃と柳簫然が12アンダーでフィニッシュ。1打及ばず米ツアー2勝目は消滅した。宮里藍と争った昨年も2位と、わずかに優勝に届かなかっただけに「リベンジしたい気持ちが強かった」と言うが、「楽しんでゴルフができた。1打足らずだけど、満足いくプレーができた」と充実感をにじませた。

 3打差の9位から出て前半で2つ伸ばし、12番パー4では4メートルのバーディーパットを沈め、15番パー3では第1打を1メートルにつけて一時は首位に立った。17番で1位にいることを確認したが「プレッシャーは全然感じなかった」。18番パー5では6メートルのバーディーパットを外した。決めればプレーオフに進めたが、「イメージしたパットは打てた」と後悔はなかった。

 次戦は昨年7位だった全米女子オープン(27日開幕、ニューヨーク州セボナックGC)。優勝した世界ランク1位、朴仁妃との違いを問われ「正直、差はないと思っている。あるとしたらパット」と語ったように手応えを持って臨む。既に練習ラウンドも行っており、「本当に我慢勝負。上位争いが目標だが、しっかり自分のゴルフをしたい」と自信を漂わせた。

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2013年6月25日のニュース