藤田76スタート、松山は健闘7Hをパー 全米OP開幕

[ 2013年6月14日 13:19 ]

第1ラウンド、15番で第2打を放つ松山英樹

 男子ゴルフのメジャー第2戦、全米オープン選手権は13日、ペンシルベニア州アードモアのメリオンGC(パー70)で開幕し、日本勢は4年連続出場の藤田寛之が2バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの76で第1ラウンドを終えた。上田諭尉は78と崩れた。悪天候で2度中断したため、日没で半分の78選手が18ホールを終えられなかった。

 松山英樹は7ホールをすべてパーと健闘し、塚田好宣は7ホールで2オーバー。競技を終えた中では67のフィル・ミケルソン(米国)がトップで、アンダーパーで回った選手は2人だけだった。

 ルーク・ドナルド(英国)が13番を終えて4アンダーに伸ばし、メジャー大会連勝を狙うアダム・スコット(オーストラリア)は11番で3アンダー、前回大会覇者のウェブ・シンプソン(米国)は8番で2アンダー、タイガー・ウッズ(米国)は10番で2オーバーとなった。

 ▼松山英樹の話 スタートが遅れすぎて、逆に緊張した。イーブンパーで終えたのは大きい。(前日の練習と比べ)ショットも良くないし、パットもいまいち。その中でフェアウエーをキープして、ピンチもしっかりセーブできた。パット、ショットともに調子を上げていければ、いいところにいけるのかな。

 ▼藤田寛之の話 全体的に(感触を)つかめていない。前半はフェアウエーを捉えられたけど、後半にできなくなった。やりたいことができないもどかしさがある。ミスが出ると駄目。コースの感じは分かってきている。

 ▼塚田好宣の話 一番緊張したのは再開直後の3番のティーショット。タイガーらが後ろで見ていたから。短いパットを外したもったいないボギーが二つあったが、フェアウエーを外したのは1回だけ。何とかやれそうな雰囲気だ。

 ▼上田諭尉の話 初めてのメジャーで、最初は自分のゴルフができなかった。グリーンが見た目より速くて、こんなスコアになってしまった。ショットはある程度打てるようになってきたので、2日目はちょっとおもしろいかもしれない。(共同)

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