水谷、岸川組は男子複銅メダル 松平健が8強、丹羽敗退

[ 2013年5月18日 22:38 ]

男子ダブルス準決勝 馬琳、ハオ帥組と対戦し、攻める水谷(左)、岸川組

 卓球の世界選手権個人戦第6日は18日、パリで行われ、男子ダブルス準決勝で水谷隼(ビーコン・ラボ)岸川聖也(スヴェンソン)組が第1シードの馬琳、ハオ帥組(中国)に0―4で敗れ、同種目の日本勢で44年ぶりの決勝進出はならなかった。3位決定戦が行われないため、2009年横浜大会以来2度目の銅メダルとなった。11年大会で混合ダブルス3位の岸川は3大会連続の表彰台。

 男子シングルス4回戦で世界ランキング58位の松平健太(早大)は元世界1位のウラジーミル・サムソノフ(ベラルーシ)を4―3で破り、初の8強入りを果たした。19日に準々決勝を行う。

 世界22位の丹羽孝希(明大)は2位の馬龍(中国)に2―4で屈し、33位の岸川も5位のティモ・ボル(ドイツ)に0―4で敗れた。

 混合ダブルスはキム・ヒョクボン、キム・ジョン組(北朝鮮)が初優勝。中国は5大会連続の全5種目制覇はならなかった。

 ▼松平健太の話 最後まで動き回ることを意識した。第2ゲームを逆転で取ってから相手の球に慣れてきた。(16強だった)4年前よりもサーブの種類が増えたのが大きい。

 ▼水谷隼の話 第3ゲームを取れなかったのが痛かった。自分のプレーが弱気になってしまった。金メダルのチャンスもあっただけに悔しい。

 ▼岸川聖也の話 リードしたゲームがあったのに、(あと)1点が遠かった。第3ゲームを取れれば違う展開になっていた。ただ(4年前に同じ銅メダルだった)横浜のときとは違ううれしさもある。(共同)

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2013年5月18日のニュース