男子単で松平健ら16強 日本女子は全種目で敗退

[ 2013年5月18日 07:50 ]

男子シングルス3回戦 台湾選手と対戦する松平健太

 卓球の世界選手権個人戦第5日は17日、パリで行われ、男子シングルス3回戦で松平健太(早大)が江宏傑(台湾)を4―2で下し、2大会ぶりの16強入りを決めた。18歳の丹羽孝希(明大)は中国出身で50歳のヘ・ジウェン(スペイン)を4―2で退け、岸川聖也(スヴェンソン)とともに初の4回戦進出。張一博(東京アート)は敗れた。

 女子ダブルス準々決勝では福原愛(ANA)平野早矢香(ミキハウス)組が第4シードのシンガポールのペア、藤井寛子、若宮三紗子組(日本生命)が第3シードの中国ペアにともにストレート負けし、日本女子は全種目で敗退した。

 ▼松平健太の話 体の切れがなくて、凡ミスもあり、苦しい展開だった。(11―4の)第6ゲームは高い集中力で戦って取れた。しっかり対策を立てて戦いたい。

 ▼丹羽孝希の話 最初の3ゲームを簡単に取りすぎて、(その後)2ゲームを取られてから少し焦った。相手はベテランでサーブがうまかったが、出だしからいいプレーができた。

 ▼福原愛の話 自分たちのプレーを全くさせてもらえなかった。完敗という感じだった。出場した3種目とも満足しない結果になってしまった。この課題を受け止めたい。

 ▼平野早矢香の話 最後まで自分たちの形をつくれなかった。相手の打球に威力があって、対応できなかった。メダルは難しい。簡単には取らせてくれない。

 ▼藤井寛子の話 やることはやりきった。負けたけど、(同じベスト8だった)2年前とは悔しさが違う。メダル獲得はできなかったが、私たちも成長できていると感じた。

 ▼若宮三紗子の話 第3ゲームが惜しかった。あと1本が取れなかった。攻めたけど、相手のボールに対応できなかった。(共同)

続きを表示

この記事のフォト

2013年5月18日のニュース