松山 父の誕生日に連続OB「取り返しのつかないことを」

[ 2013年4月21日 06:00 ]

松山英樹が11番ティーショットを放つ

男子ゴルフツアー 東建ホームメイト・カップ第3日

(4月20日 三重県桑名市 東建多度カントリークラブ名古屋=7081ヤード、パー71)
 プロ初戦の松山はOB2発でごう沈した。12番パー5のティーショットで2球連続の悪夢。1打目は1Wで、3打目は3Wに持ち替えたが、ボールはともにホール右サイドのOBゾーンを示す白くいの向こうに消えた。5メートルのパットを沈めたものの、トリプルボギー。前半で2つ伸ばした反撃ムードはここでしぼんだ。

 「(3打目は)3Wで傷口を最小限にとどめてボギーで抑えようとしたけど、ミスってしまった。取り返しのつかないことをした」。17番でも第1打を大きく曲げて、隣の15番に打ち込んだ。初日の前半と同じような暴れっぷりに「スイングが悪いから」と、肩を落とした。この日は、観戦に訪れている父・幹男さんの59歳の誕生日。しかし、好スコアをプレゼントできなかった。優勝が大きく遠のいた最終日。「トップ10を目指したい」と40位からの巻き返しを誓った。

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