ＰＯ決勝スタート！王子、先勝も「もう少しいい勝ち方を」

　アジアリーグの３戦先勝方式で争うプレーオフ決勝がスタートし、連覇を狙う王子（リーグ１位）がフリーブレイズ（同２位）に延長の末３－２で先勝した。王子は第１ピリオドに２点を先行。残り４秒で同点とされたが、延長６分、百目木（どめき）の決勝ゴールで競り勝った。２４日の第２戦も苫小牧で行われる。

　延長の末に本拠で白星スタートを切った王子の山中監督は「初戦に勝てたのはうれしいが、もう少しいい勝ち方をしなくてはいけない」と厳しい表情だ。第１ピリオドに斉藤兄弟の連続ゴールで主導権を握りながら、終了４秒前にフリーブレイズのフレッチャーにまさかの同点ゴールを決められた。延長では主将の百目木が決めてピンチを救ったが「３ピリオドになってディフェンスが甘くなってしまった。第２戦はこのあたりを反省して戦いたい」と気を引き締めていた。