最終9番で痛恨3パット…藍、好調一転72にガックリ

[ 2013年3月24日 06:00 ]

11番でラインを読む宮里藍

USLPGAツアー 起亜クラシック第2日

(3月22日 米カリフォルニア州カールズバッド アビアラGC=6593ヤード、パー72)
 43位から出た宮里藍(27=サントリー)は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーと出入りが激しく、72の通算イーブンパー、33位に順位を上げた。ベアトリス・レカリ(スペイン)が67の通算8アンダーで首位に立った。上田桃子(26=フリー)は71とスコアを伸ばし、73だった上原彩子(29=モスフードサービス)と並び通算2オーバーの50位で予選通過。宮里美香(23=NTTぷらら)、有村智恵(25=日本ヒューレット・パッカード)は予選落ちした。

 貯金はあっという間に消えてしまった。インスタートの宮里は12番で4メートルを沈めてバーディー。17、18番で連続バーディーを奪い前半でスコアを3つ伸ばした。しかし、8番でラフからの第3打をショートしてグリーン手前の池に入れてダブルボギー。最終9番は2メートルから3パットして「いいラウンドだったのに」と悔やしがった。

 優勝を争った前週はラフが浅いコースだったが、今週は宮里が「ねちっこい」と警戒するほどフェアウエーを外せば危険が伴う。

 日本勢ではトップの33位で予選通過だが、本来の宮里からすれば満足のいく位置ではない。8打差の首位を追いかける展開に「ショットは安定していた。グリーンが難しいけれど、かみ合えばスコアは出る」と巻き返しを誓った。

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2013年3月24日のニュース