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内柴被告 判決に怒り…法廷で大声、控訴宣言「僕は無実」

08年の北京五輪で金メダルを掲げる内柴正人被告

 泥酔した教え子の大学女子柔道部員に乱暴したとして、準強姦(ごうかん)罪に問われた北京、アテネ両五輪の金メダリスト内柴正人被告(34)に対し、東京地裁は1日、懲役5年の実刑判決を言い渡した。内柴被告は自らの主張を「虚言」などと一蹴され即日控訴した。一方、日本オリンピック委員会(JOC)は、金メダルの返還を求める可能性を示唆した。

 体罰問題に揺れる柔道界に追い打ちをかけた。衝撃の逮捕から423日。無罪を「強く確信」していた内柴被告に、求刑通り懲役5年の判決が下った。

 閉廷間際、控訴手続きについて説明する鬼沢友直裁判長の声を遮り、「(控訴を)させてもらいます」と叫んだ。顔は真っ赤。今にも突っかかりそうなけんまくに、弁護士が焦って制止するほど。内柴被告は怒りを静めるように、ゆっくりと退廷した。

 入廷時は、うっすら笑みさえ浮かべていた。背筋を伸ばして判決を待ち、言い渡されると、うなだれるように力なく椅子に腰掛けた。そのまま5分ほど手で顔を覆い、拝むようなポーズ。弁護団も額に手をあて一様に険しい表情を浮かべた。

 鬼沢裁判長は「被告の供述は全く信用できない」「女子部員が酔いつぶれたことを利用した虚言」などと、厳しい表現で非難。準強姦の最大の焦点である、女子部員の昏睡(こんすい)状況について「被害者が自分の意思で行動を起こすことは無理だった」と検察側の主張を認めた。

 内柴被告は当初、猫背になり、両肩を落として判決理由を聞いていたが、自らの弁解が一つ一つ一刀両断されていくたびに、上体を起こし、首を回し、椅子に背をもたれ、腕を組んだ。「オリンピック2連覇という輝かしい実績を持ち、今後の柔道界を指導していくことが期待される立場でありながら、被害者の心を踏みにじった」と糾弾されると、不服そうに口をとがらせた。同被告側は即日控訴した。

[ 2013年2月2日 06:00 ]

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