ドタバタ全柔連 続投発表から2日で園田監督辞任

[ 2013年2月2日 06:00 ]

柔道女子代表監督パワハラ問題 

 【経過】

 ▼12年9月下旬 園田監督がある選手に暴力を振るったと関係者が全柔連に訴える。全柔連は同監督、当該選手1人に聞き取り調査を行い、同監督に11月10日までに始末書の提出を求める。

 ▼11月5日 新体制が全柔連から発表される。園田監督やコーチは留任。

 ▼11月上旬 10日までに園田監督が全柔連に始末書を提出。同時に全柔連は口頭による厳重注意を行う。

 ▼11月28日 園田監督が当該選手に謝罪。

 ▼12月4日 JOCに国内トップ選手15人による告発文書が提出される。書面の日付は11月11日付だった。

 ▼12月10日 JOCが全柔連に調査を指示。

 ▼12月25日 女性スポーツ専門部会からメールがJOCに届く。選手15人の連名で強化体制の見直しを求める。

 ▼13年1月14日 全柔連が園田監督、コーチ陣、男性コーチ1人に対して弁護士同席での聞き取り調査を実施。

 ▼1月15日 全柔連は告発文の内容が「事実に近い」と判断。倫理推進部会で文書による戒告処分を決定。

 ▼1月19日 小野沢専務理事が首脳陣に指導方法について注意を与える。また、強化合宿中だった選手約60人に問題の経過と対応を説明。

 ▼1月25日 全柔連がJOCに経過などを報告。

 ▼1月29日 告発文の存在が明らかに。

 ▼1月30日 全柔連、JOCが会見。園田監督の続投を発表。

 ▼1月31日 園田監督が会見し、辞任する意向を表明。

 ▼2月1日 園田監督が進退伺を提出。全柔連が受理し、辞任が決定。

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2013年2月2日のニュース