文科相、実態解明求める 監督辞任で「済む話ではない」

[ 2013年2月2日 06:00 ]

柔道女子代表監督パワハラ問題 

 下村博文文部科学相は1日の記者会見で、園田監督の辞意表明について「それで済む話ではない」と述べ、全柔連などに実態解明に向けた調査の徹底を求めた。

 20年夏季五輪の東京招致への影響も懸念し「3月に国際オリンピック委員会の委員が東京に来る。それまでに完全に解決しないといけない」と迅速な対応の必要性を強調した。また、政府のスポーツ庁設置構想にも触れ「指導者教育の在り方を検討したい。設置の際には、変えたということを明確に打ち出さないといけない」と述べた。

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2013年2月2日のニュース