伊達 34年ぶり快挙は粘り勝ち 日本女子3回戦へ2人は15年ぶり

[ 2013年1月17日 15:40 ]

全豪オープン女子シングルス2回戦、全豪18年ぶりの3回戦進出を決め、笑顔がはじけるクルム伊達公子

 テニスの全豪オープン第4日は17日、メルボルンで行われ、女子シングルス2回戦で世界ランキング100位のクルム伊達公子(エステティックTBC)が同90位のシャハー・ピアー(イスラエル)を6―2、7―5で下し、18年ぶりに3回戦に進んだ。森田あゆみ(キヤノン)と合わせ、日本女子2人が2回戦を突破したのは15年ぶりの快挙となった。

 1968年のオープン化以降で40歳以上の女子の3回戦進出は、79年全米オープンで記録したレニー・リチャーズ(米国)以来34年ぶり。試合後「四大大会では思うようなプレーができないことが多く、こんな日が来るとは思えなかった」と苦しかった日々を振り返った伊達。「(第2セットの)3-0とリードしたあたりからどっと鉛がのしかかったように体が重くなって、どうにもこうにも…」と、ピンチを迎えたが「自分でうまく流れを引き寄せて、持ちこたえることができた」と、ベテランらしく粘っての1勝だったことを口にした。

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