前代未聞「やり直し」の湊川親方 三段目取組で好判断、名誉挽回

[ 2013年1月17日 06:00 ]

大相撲初場所4日目

(1月16日 両国国技館)
 昨年九州場所で豪栄道―日馬富士が前代未聞の「やり直し」となった際、横綱の足が出たと勘違いして勝負を止めた湊川審判委員(元小結・大徹)が的確な判断で名誉を挽回した。

 三段目の佐田錦―木瀬乃若戦で、勝負がつく前に行司が軍配を上げてしまった。そこで湊川審判委員が手を挙げて物言いをつけ、取り直しに。冷静に誤審を指摘した同委員は「俺だけじゃない。みんな(手を)挙げてたよ」と笑顔でかわし、詳しい説明は避けたが、好判断が光った。

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2013年1月17日のニュース