4大関総崩れ 3年ぶりバタバタ…「気迫出せ」理事長奮起促す

[ 2013年1月17日 06:00 ]

大相撲初場所4日目

(1月16日 両国国技館)
 4大関が総崩れした。琴欧洲が妙義龍にはたき込みで敗れると、せきを切ったようにバタバタと崩れた。4大関全滅は、10年春場所で日馬富士、琴欧洲、魁皇、琴光喜がそろって負けて以来3年ぶり。

 琴欧洲と鶴竜は無言。稀勢の里も「やられたという感じ。上手は取ったが無理やり取った感じ」と言葉少なで、琴奨菊は「もったいなかった」と肩を落とした。大関陣の不振は珍しくないとはいえ、北の湖理事長(元横綱)は「大関の意地を見せてもらいたい。もっと踏ん張ってもらわないと困る。優勝戦線にくっついていく気迫を出してもらいたい」と奮起を促していた。

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2013年1月17日のニュース