御所実 一度リードもまた準V 圧巻ドライビングモール魅せた

[ 2013年1月8日 06:00 ]

<常翔学園・御所実>後半21分、逆転を許して厳しい表情を見せる御所実フィフティーン

全国高校ラグビー決勝 御所実14-17常翔学園

(1月7日 花園)
 御所実は初優勝にあと一歩及ばなかったが、チームの代名詞となったドライビング・モールは、この日もうなりをあげた。圧巻は後半6分だった。ゴール前10メートルで相手の反則を誘ったものの、迷わず攻撃を選択。黒い重戦車が一団となって突進し立花がインゴールでボールを押さえ、逆転に成功した。

 その後は粘り強い守備で何度も反撃をしのいだが同21分、逆転トライで力尽きた。選手層が薄く激戦続きで疲れもピークだったが、竹田寛行監督は「胸を張って帰りたい。前(88回大会)の準優勝より(Vに)近づいた」と前を見据え、立花も「来年は僕らを超えてほしい」と後輩にエールを送った。

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2013年1月8日のニュース