シーホークス 敵地で快勝!新人QBウィルソン 唯一の“8強”

[ 2013年1月8日 06:00 ]

レッドスキンズを下したシーホークスのQBウィルソン(中央)

 NFLプレーオフは6日行われ、シーズン終盤から5連勝を飾っていたシーホークスが敵地ワシントンDCで、7連勝中だったレッドスキンズを24―14で撃破。ドラフト3巡目指名(全体75番目)のラッセル・ウィルソン(24)は新人QBとしてただ一人“8強”に進出した。昨季のハイズマン賞を獲得したレ軍QBロバート・グリフィン3世(22)は第4Qに右膝を痛めて戦闘不能。ドラフト全体トップ指名のコルツQBアンドリュー・ラック(23)も敗れ去ったが、1メートル80に満たない小柄な司令塔が1回戦を勝ち上がった。

 シーホークスは14点のリードを奪われながらもウィルソンが冷静にプレー。第2QにRBロビンソンへ4ヤードのTDパスを通すと、第4Qにはリンチの勝ち越しTDランのあとに2点コンバージョンをパスで決めた。「一つのプレーに集中した。とてつもなく大きな勝利だ」とヒーローは笑顔。フィートとインチをきっちり換算すると身長は1メートル79・6センチで先発QBとしてはリーグ最低身だが、その存在感は今や最大級となった。年俸6600万円はグリフィン3世やラックの7分の1以下。2年在籍した大リーグ・ロッキーズ傘下の1Aでは打率2割2分台の成績しか残せなかったが、NFLでは“時の人”となった。

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2013年1月8日のニュース