3月廃部のエスビー食品陸上部 DeNAがまるごと受け入れ

[ 2013年1月8日 06:00 ]

 経営合理化を理由に3月末で廃部となるエスビー食品陸上部の受け入れ先がソーシャルゲーム(交流ゲーム)大手ディー・エヌ・エー(DeNA)に決まったことが7日、関係者の話で分かった。今週中に発表される。同陸上部には男子マラソンの元エースでスポーツ推進局長を務める瀬古利彦氏(56)らスタッフ6人、08年北京五輪長距離代表の竹沢健介選手(26)ら選手6人の計12人が所属しており、全員が移籍する。

 DeNAは11年にTBSホールディングスから横浜ベイスターズを買収し、プロ野球に参入。元巨人の中畑清氏を初代監督に迎えた12年はセ・リーグ最下位に終わっていた。エスビー食品は54年創部。80年代には中村清監督(故人)の下で大学の有力選手が続々と加入し、84年からは全日本実業団駅伝で4連覇を達成するなど黄金時代を築いた。

 ▼DeNA・中畑監督 瀬古は飲み仲間で長距離界を引っ張る大好きな人間。イベントを含めて一緒に盛り上がりたい。

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2013年1月8日のニュース