ロンドン銅・室伏が２年連続ＭＶＰ　日本陸連表彰式

　日本陸連の年間表彰式「アスレティック・アワード」が１３日、東京都内で開かれ、最優秀選手賞はロンドン五輪の男子ハンマー投げで銅メダルを獲得した３８歳の室伏広治（ミズノ）が２年連続２度目の受賞となった。

　優秀選手賞はロンドン五輪男子マラソン６位の中本健太郎（安川電機）、五輪男子４００メートルリレー５位入賞メンバーの山県亮太（慶大）江里口匡史（大阪ガス）高平慎士（富士通）飯塚翔太（中大）に決まった。

　新人賞は五輪男子１００メートルで準決勝に進んだ山県、女子４００メートルリレーに戦後最年少の１６歳で出場した土井杏南（埼玉栄高）、男子やり投げのディーン元気（早大）が選ばれた。

　五輪で２大会ぶりのメダルを獲得した室伏は壇上で「復活のメダル。被災地の東北の皆さんに届けたいという思いがあった」とあいさつした。