新設「ゴールドアスリート」に室伏 陸連が強化規定見直し

[ 2012年12月13日 19:19 ]

 日本陸連は13日の理事会で強化選手の規定を見直し、主に五輪、世界選手権のメダリストを対象とした新設の「ゴールドアスリート」に、ロンドン五輪男子ハンマー投げ銅メダルの室伏広治(ミズノ)を指定した。

 従来の格付けはS、A、B、Cの4段階だったが、ゴールドとシルバーの2段階に変更した。合計で約90人いた強化指定選手は8人に絞られ、少数の選手に強化費を重点的に投じる形になった。

 五輪、世界選手権の8位入賞者らが対象となるシルバーは7人が指定され、ロンドン五輪男子マラソン6位の中本健太郎(安川電機)、男子やり投げのディーン元気(早大)、女子長距離の福士加代子(ワコール)新谷仁美(ユニバーサルエンターテインメント)が名を連ねた。

 男子400メートル障害の岸本鷹幸(法大)、同競歩の森岡紘一朗(富士通)、女子競歩の渕瀬真寿美(大塚製薬)も入った。

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2012年12月13日のニュース