復帰戦で200点超え キム・ヨナ、真央ら日本選手を警戒

[ 2012年12月10日 08:19 ]

優勝したキム・ヨナのフリーの演技

 フィギュアスケートのNRW杯は9日、ドイツのドルトムントで女子フリーを行い、2010年バンクーバー冬季五輪金メダリストの22歳、キム・ヨナ(韓国)が今季世界最高を上回る合計201・61点を出し、2季ぶりの復帰戦で圧勝した。フリーで129・34点、8日のショートプログラムは今季世界最高の72・27点だった。

 2位だった昨年4月の世界選手権以来の実戦で200点を超え、キム・ヨナは「とても驚いた。1年8カ月も休んでいたので、200点以上取れるとは思っていなかった」と話した。フリーで後半に転倒があり「最初の大会だったので、練習して跳べるようにしたい。ミスは体力不足によるものではない」と反省もした。

 グランプリ・ファイナルを制した浅田真央(中京大)の合計196・80点を上回ったが「日本の選手たちは全体として能力がある」と警戒した。(共同)

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2012年12月10日のニュース