32歳の強化本部長誕生!水鳥氏「リオで団体総合金を」

[ 2012年12月10日 17:20 ]

日本体操協会の男子強化本部長に就き、記者会見する水鳥寿思氏

 2016年リオデジャネイロ五輪で体操男子団体総合の金メダル奪回に向け、日本体操協会の男子強化本部長に就いた水鳥寿思氏(32)が10日、東京都内で記者会見し、今後の強化方針に「スペシャリストの育成」を掲げ「リオ五輪で団体総合、個人総合、種目別での金を含む複数のメダルを目指して頑張りたい」と抱負を述べた。

 04年アテネ五輪団体総合金メダリストの水鳥氏は5月のNHK杯で現役を引退したばかりで、日本協会によると史上最年少での就任。「最初は驚いた。重責を担ったプレッシャーとチャレンジ精神が交錯している」と笑顔で心境を語った。

 ロンドン五輪は金メダルが個人総合の内村航平(コナミ)の一つだけ。「世界はスペシャリストの強化を進める中で、団体や種目別で力の差が出た」と指摘し「日本が目指す美しい体操は尊重する。ただ世界でいかに勝つか考える必要がある」と改革を訴えた。

続きを表示

2012年12月10日のニュース