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堀端、日本人最高2位で代表当確!プロも市民も抑えた

日本人トップの2位でゴールした堀端

福岡国際マラソン
(12月2日 平和台陸上競技場発着42・195キロ)
 来年8月のモスクワ世界選手権の代表選考を兼ねて行われ、堀端宏行(26=旭化成)が2時間8分24秒で日本人最高の2位になり、2時間8分を切るという代表内定条件には届かなかったものの、代表入りを確実にした。ジョセフ・ギタウ(24=JFEスチール)が2時間6分58秒で初優勝。注目されたプロランナーの藤原新(31=ミキハウス)は4位、市民ランナーの川内優輝(25=埼玉県庁)は6位に終わった。

 1メートル89の堀端が日本人トップで競技場に戻ってきた。「プロ藤原VS市民ランナー川内」の構図に待ったを掛けたのは、実業団の名門・旭化成の若きエース。「日本人トップになる自信があった。想定通りです」。その言葉通り、ペースメーカーが外れた30キロすぎ、表情をゆがめながらも積極的に前に出た。

 33キロすぎのギタウとゾストの飛びだしには付いていけなかったが、藤原らと形成した第2集団から34・7キロでスパート。ゾストを抜き、藤原や川内の追走をかわして、日本人トップの2位でゴールした。

 今回は旭化成の宗猛監督の指示で腕時計をつけずに参戦。「タイムを気にしすぎると体が力む」という悪癖が顔を出さず、30キロまでリズム良くペースを刻んだことが奏功した。自動的に代表内定となる2時間8分切りはならず「7分台を狙っていたので正直悔しい」と繰り返したものの、自己記録を1分1秒も更新。注目された藤原、川内を破って実業団の意地を見せたことに、「2人に勝てたことは自信になった」と胸を張った。

 昨年の大邱世界選手権では日本人最高の7位に入賞しながらも、ロンドン五輪選考会となった今年3月のびわ湖毎日では11位に沈み補欠にとどまった。給水失敗と寒さで体が動かず、後半に失速。ゴール後に医務室に運ばれ、一人涙を流した。7月には原因不明の体調不良に襲われ、「体に力が入らなくなった」と2カ月練習を休んだ。

 だが、熊本県八代市の実家でロンドン五輪をテレビ観戦して奮起。9月に練習を再開し、「福岡(国際)で(世界選手権の)代表切符を獲る」と周囲に公言して練習を積んだ。11月からスタートした日本陸上連盟の新体制で、所属する旭化成の宗猛監督が男子中長距離・マラソン部長に就任。その門出を祝うかのように、教え子が選考レース第1弾で意地を見せた。代表選出は確実。「自己記録ぐらいはいけると思ったが、もう少しいきたかった」と言う堀端の目標はモスクワでの上位進出に切り替わる。

 ▼ジョセフ・ギタウ レース前は優勝なんて考えなかった。本当にうれしい。(世羅)高校時代から日本の環境に慣れているので走りやすかった。

 ▼ハイレ・ゲブレシラシエ(32キロ手前で棄権し)25キロを過ぎて、だんだん左足に痛みが出てきた。32キロで足が上がらなくなったので止まりました。これからも現役は続けるつもり。きょうは残念だ。

 ▽世界選手権の男子マラソン選考  枠は5。国内選考レースは福岡国際の他に来年2月の東京、同3月のびわ湖毎日。2時間8分を切った日本人トップの選手は代表に決定する。来春のボストン、ロンドンで2時間8分を切った選手は代表候補となる。条件を満たす選手がいない場合、来年2月の別府大分を含めた国内4大会の日本人3位以内から選考する。

[ 2012年12月3日 06:00 ]

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