吉田、三宅、室伏…メダリストが被災地・仙台でパレード

[ 2012年12月3日 06:00 ]

沿道に詰め掛けた観衆に手を振る吉田沙保里(左)ら選手団

 ロンドン五輪とパラリンピックの日本代表選手のパレードが2日、東日本大震災の被災地、仙台市で行われた。

 レスリング女子金メダルの吉田沙保里(30=ALSOK)や重量挙げ女子銀メダルの三宅宏実(27=いちご)、陸上男子ハンマー投げ銅メダルの室伏広治(38=ミズノ)ら約40人が参加。沿道には市民約4万8000人が詰め掛けた。

 選手たちは赤いコート姿で1列に並び、JR仙台駅近くの約470メートルのコースを行進。青森県出身の女子レスリング金メダル小原日登美(31=自衛隊)は「東北が早く復興して笑顔が戻ってほしいという思いで歩いた」と話した。

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2012年12月3日のニュース