日本、前半健闘も韓国に押し切られた…さくらは金に雪辱

[ 2012年12月3日 06:00 ]

女子プロゴルフ KBフィナンシャルグループカップ日韓対抗戦最終日

(12月2日 韓国・釜山広域市 ベイサイドゴルフクラブ=6345ヤード、パー72)
 12人によるシングルスのストロークプレーで対戦し、日本は横峯さくら(26=エプソン)が金ハヌル(23)を破るなど4勝3分け5敗と健闘した。前半は初日からの通算勝ち点で並ぶ場面もあったが、後半に米ツアー賞金女王の朴仁妃(24)らを擁する韓国に押し切られ、通算勝ち点13―23で敗れた。通算成績は日本の3勝1分け6敗となった。

 横峯が雪辱を果たした。第1日に佐伯と組んだフォアボールで敗れた金ハヌルとシングルスで対決。初日の敗因を「体が開いてショットが乱れた」と分析し「感覚的に」修正してベストスコア67を叩き出し、日韓戦通算9勝目(2敗)を挙げた。6番で追いつくと7番では第2打をピンそば20センチにつけてバーディー。その後もショットがさえ、13、15番のバーディーで突き放した。「(お互い)スコアが伸びる中で勝つことができてうれしい」と内容にも納得。今季はツアー未勝利に終わったが、この勝利を巻き返しの序章にする。

 ▼茂木宏美 最後にいいプレーがたくさん出た。日本にとっていい経験になった。負けたら盛り上がらないと思った。(日本チーム主将。1組スタートでイ・ボミを撃破)

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2012年12月3日のニュース