NFL労使協定に合意 正規審判団復帰

[ 2012年9月29日 06:00 ]

 NFL第4週の1試合がボルティモアで行われ、地元のレイブンズが23―16でブラウンズを下して3勝1敗。ブ軍はキッカーのフィル・ドーソン(37)が50ヤード以上のFGを3本成功させたが、あと一歩及ばなかった。なお前日にNFLは審判組合と今後8年間の新労使協定に合意。ロックアウトされていた正規の審判がこの試合から復帰しスタンドからは大きな拍手が湧き起こった。

 ステラトーリ主審はこの日、自宅のあるピッツバーグから3時間半のドライブでボルティモアに到着。フィールドに出るとファンから拍手を浴び、レ軍LBのルイスから抱きしめられて“復帰”を祝福された。労使紛争で開幕から代替審判が起用されたが、経験不足もあって疑惑の判定が続出し、社会問題にもなった今季のNFL。同主審は「わが家に戻ったような気分。でもわれわれは目立ってはいけない人間。そう(注目されなく)なったときに本当にうれしく思う」と複雑な胸中を明かしていた。

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2012年9月29日のニュース