井上メダル1号の銅も不満「逃げ腰になってしまった」

[ 2012年9月29日 06:00 ]

女子67キロ級3位決定戦でインドの選手(手前)を攻める井上佳子

レスリング女子世界選手権第1日

(9月27日 カナダ・ストラスコナカウンティ)
 優勝した米国選手に2回戦で敗れた67キロ級の井上だが、敗者復活戦と3位決定戦を制し、今大会1号となる銅メダルを獲得。それでも、昨年と同じ成績だけに「ホッとした部分はあるけど、獲れたというより悔しい気持ちが大きい」と笑顔はなかった。

 パワーで勝る外国人選手相手に「逃げ腰になってしまう部分があった」と反省。16年リオデジャネイロ五輪は72キロ級での代表入りを視野に入れる24歳は「まだ気持ちが足りない。思い切りというか強引にでも技を掛けたい」と前を向いた。

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2012年9月29日のニュース