ディーンが復帰戦2冠も…「全力で投げることはできない」

[ 2012年9月29日 18:27 ]

 ロンドン五輪陸上男子やり投げ代表のディーン元気(早大)が29日、横浜市の慶大日吉陸上競技場で行われた早慶対抗競技会に出場し、国内では五輪後初の大会だったやり投げは73メートル55で、円盤投げは自己記録の47メートル92で制して2冠に輝いた。

 8月末の国際大会で右脇腹を痛めたディーンはまだ本調子ではなく、やり投げの4回目以降をパス。4歩の短い助走で投てきを行い「軽い復帰戦のような感じだった」と振り返った。約2週間練習をしておらず、体重も五輪出場時の88キロから5キロ落ちたという。

 岐阜国体の出場については「出たいが、全力で投げることはできないと思う」と話した。

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2012年9月29日のニュース